
■ 東金市
九十九里平野のほぼ中央に位置する東金市は、豊かに広がる田園都市。山武杉を中心とした森林地帯とそれに囲まれた台地からなり、市街地から台地にかけて八鶴湖や雄蛇ヶ池、ときがね湖などが点在しています。
八鶴湖は約1000本もの桜が咲き誇る花見の名所で、毎年盛大に行われている桜まつりでは、夜桜のライトアップはもちろん、なんと
花火まで打ち上がり、夜桜と花火の競演を楽しむことができます。その美しい景観から「房総十和田湖」と称される「雄蛇ケ池」でも、花見の時期は、また格別な賑わいを見せています。
人気海水浴場の九十九里までごく近いことなどから、夏も待ち遠しい季節のひとつ。木更津の「やっさいもっさい祭り」を参考にスタートした市内最大のイベント「やっさ祭り」には毎年大勢の人が集まります。
地域や事業所ごとに結成した「連」で参加し、「やっさ!やっさ!」の掛け声に合わせて思い思いの音楽ジャンルとスタイルで踊る、ふるさと祭り。会場となる東金駅東口中央公園通り周辺では、活気にあふれた参加者たちが、東金の夏を鮮やかに彩っています。
また、夏の終わりには、ぶどう狩りも定番。11軒ものぶどう園が軒を連ねた「東金ぶどう郷」では、毎年たわわに実ったぶどうが美味しく味わえます。
東金市は、徳川家康ゆかりの地としても知られ、江戸時代、家康の命令で造られた「御成街道」により宿場町が形成。九十九里地域の中核都市として発展しました。幕末には「西に木更津、東に東金」とうたわれるほど文化的にも華やかさを増し、詩人・遠山雲如など多くの文人や学者が東金の地へ。先人たちが残した足跡は、いたるところで感じることができます。
