
■ 四街道市
昨年5月に行われた住民投票にて千葉市への吸収合併を阻止し、自立することを選択した四街道市。それだけに、近隣の大都市に負けない街づくり、魅力づくりが今後の重要課題となっています。
そんななか、この街が誇る名所といえば、まず「日本一のガス灯通り」と呼ばれるレトロな街灯通り。太陽が傾き始めた夕方、JR四街道駅の南口から少し歩いていると、やわらかい光がポッと足元を照らし始め、辺り一帯がムーディーな雰囲気に包まれます。全長2,300メートル、設置された総数228本と、まさに文句なしの日本一。また、こちらでは健常者と障害者が共に参加できる全国でも珍しいロードレース大会「四街道ガス灯ロードレース」も開かれます。
そのほか変わった行事といえば、毎年2月25日に行われている「和良比はだか祭り」も有名。江戸時代から続く伝統行事で、別名「どろんこ祭り」とも呼ばれています。五穀豊穣と赤ん坊の健康を祈って、ふんどし姿の男衆が水田で大暴れ。餅まきや泥投げ、騎馬戦など、激しいぶつかり合いが繰り広げられています。
また四街道の地名は、成田街道と佐倉街道とが交わる四街道交差点に中心街が形成されていたことに由来し、四方に伸びた街道はそれぞれ「北:成田山道」、「東:登宇がね(東金)馬渡道」、「南:千葉町道」、「西:東京船橋道」。明治14年に立てられた道標石塔に記されています。JR四街道駅から南西へまっすぐ500メートルほどのところに、その十字路はあります。
四街道市は首都圏のホームタウンとして成長し、近年著しく都市化が進んではおりますが、近郊にはまだまだ多くの農地や山林などののどかな風景も点在。都市と農村が共存する、豊かな街という印象が残ります。


